【むちうちではない!】交通事故の怪我で1番多いのは実は足の怪我だった

皆さん、交通事故の怪我の中で一番多い怪我は

ムチウチと思っていませんか??

実は交通事故により怪我でムチウチよりも多い怪我があるのをご存知ですか??

それは、足の怪我です!!

骨模型 膝関節

交通事故による足の怪我といえば…

例えば、事故の衝撃で足元のダッシュボードに足をぶつけることにより膝蓋骨(膝のお皿)骨折や後十字靭帯損傷、股関節後方脱臼、足の打撲などがあります。

また、これらの損傷をダッシュボード損傷と言います。

他には車のバンパーが衝突して起こる骨折の事をバンパー骨折といいます。

今回はこの二つについてお話していきたいと思います。

バンパー骨折

一般に歩行者と自動車との衝突では、ちょうど車のバンパー部分が歩行者の膝あたりに位置し膝周辺の内出血、皮膚や筋肉の損傷、骨折がみられます。

歩行者の後ろから自動車が衝突すると、膝の屈曲作用により骨折よりも筋肉の損傷が起こる可能性が高いのですが、前や横からの衝突では骨折が起こりやすいと言われています。

それでは、具体的にどのような骨折が起こり得るのでしょうか?

大腿骨顆部骨折

助手席のダッシュボードが膝に衝突した際にも起こり得る骨折ですが、膝に近い太ももの骨の端の部分が折れます。

診断としては「大腿骨遠位骨折」などと言われることもあります。

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<症状>

○激痛
○腫れ
○可動域制限
○膝関節の異常な動き

<治療法>
折れた骨があまりズレていなければギプス固定を行いますが、現在の治療法では膝関節の拘縮や機能障害を防ぐために手術療法を適応することが多いようです。
また、術後は早期に膝関節を動かして可動域訓練を始めます。

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ダッシュボード損傷

その中でもよく起こりやすいのが

膝蓋骨骨折

全骨折の中で1%の割合を占める骨折…たった1%とお思いですが、これはめちゃくちゃ多い数値です。膝蓋骨は太ももの骨と脛の骨で構成する膝関節を守る大事な骨の為、転倒した際はまず初めに損傷する為骨折しやすいです。

膝蓋骨骨折の受傷機転としては、転倒による膝からの着地やダッシュボード損傷、転倒あるいは転落時に膝関節の屈曲と太ももの筋肉の収縮が同時に起こることにより発生する事が多いです。

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<症状>

・関節内の血腫による腫れ、圧迫感。・骨折部の限局的な圧痛。
・お皿を覆っている膜が破れ、お皿も完全に折れている場合、皮膚の陥凹が触れる。

・自分で膝を伸ばす事が出来ない。(完全骨折場合)
・転倒などによる損傷は、膝前面の皮膚も損傷している事が多い。

<治療法>

保存療法と手術療法に分けられ、保存療法ではギプス固定にて3〜4週間固定(固定初期からギプス固定下での荷重歩行は行っていきます)
手術療法では、骨折部分の開き具合が3〜4ミリ以上のあるいは骨折部分の段差が2〜3ミリ以上あれば手術適応にになります。

〈予後〉

長期固定によ関節拘縮や太ももの筋萎縮、歩行困難などが認められた場合、リハビリが困難になる事があります。

また、お皿の関節面に傷がつくと、関節の適合性が悪くなる為後々変形性膝関節症にことがあります。

鍼灸整骨A.T.NAGASHIMAでの治療法

当院では、膝蓋骨骨折に対してLIPUSを使用した治療を行い、早期癒合・早期復帰を目指します。

LIPUSは骨癒合期間を短縮し、早期回復を目指すための治療器です。

※LIPUSについて詳しくは→http://at-n.net/staff_blog/4300/

また、固定による膝関節の機能低下を改善させる為、膝関節の可動域訓練や筋力強化、日常生活指導など各個人に合わせた、オーダーメイドの治療を行っていきます。

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当院では痛みの治療だけでなく、根本治療を行い、社会復帰するまで個別対応をさせて頂きます。

痛みがなくなったから治療をしない・治療をやめると、再受傷や他の部位の怪我にも繋がります。

しっかりとリハビリを行うことで、怪我をする前よりも良い状態での生活が望め、怪我をする前より良い状態で日常生活をすることも可能になります。

今まで、整骨院には行ったことがないからなんといなく整形外科に通っていたなんて方も、お気軽にお問い合わせください。

あなたにピッタリのオーダーメイドの治療を我々がご提案いたします。

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関連ページのご紹介

交通事故ページ→https://at-nagashima.wixsite.com/koutsuujiko

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TEL:072-894-8662

鍼灸整骨A.T.NAGASHIMA

監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰

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