シーズン矢先の肉離れ!早期回復に向けて治療しましょう。

こんにちは!!

A.T.NAGASHIMAです。

4月から新しいシーズンが始まり、少し経過しました。

スポーツにおいてもこれから試合数が増えていき、

近畿大会や全国大会に向けてステップアップしていくのではないでしょうか。

モチベーションも上がり、練習も増え、記録が更新されていく時期です。

しかし、ケガが多くなる時期でもあるのです。

この時期のケガは記録の更新にはあまり良くありません。

・練習量が急に増えた人

・身体の柔軟性が少ない人

・練習前後にストレッチやマッサージをあまりしない人

特にこういう人は要注意です。

危機感を持ちましょうね!!

この時期に多いケガとしては肉離れがあります。

一番多い筋肉はハムストリングスです。

次いで、下腿三頭筋大腿四頭筋です。

大腿四頭筋の中では大腿直筋が一番ケガしやすいです。

肉離れとは

筋肉の一部が断裂または損傷したものを指します。

身体を動かしたときに急激な筋肉の伸び縮みが起こることで発症します。

・ランニング
・ダッシュ
・ジャンプ
・ストップ
・切り返し

特に損傷しやすい場面は

ランニングからの急激なストップ動作や地面を蹴りだしたタイミングによるものです。

このタイミングは筋肉が伸ばされながら、力を発揮するためにケガをしやすいと言われています。

損傷した後は発赤・発熱・圧痛・・腫脹・内出血・運動痛・ストレッチ痛などが出現し、

走るのはもちろん歩くことでも痛むことがあります。

また、競技者は急に力が抜けるようなするどい痛みを感じることが多く、

場合によっては音がするような感覚がある人もいます。

一度肉離れになると

筋肉が修復するのには2週間〜3か月などといわれており、早期の治療が筋肉の修復を早めます。

少しでも違和感を感じたら、重症になる前にケアを始める必要があります。

肉離れの修復過程

肉離れを起こした時から筋肉から出血を起こします。

これが炎症反応と言われているものです。

この時期には体内の血液・酸素が肉離れをした箇所に多く集中します。

その結果、腫脹・内出血などがみられます。

その状態を抑えるためにアイシングを行います。

アイシングを行うことで、肉離れの箇所の代謝を下げて、血液・酸素の供給量を下げます。

同時に圧迫・挙上を行い、さらに供給量を下げていきます。

アイシング

このケガをした初期対応を安静・冷却・挙上・圧迫の頭文字を取り、RICE処置と言い、

この対応を少なくとも2日間は継続させます。

それ以降、腫脹・内出血・発熱の状態を確認しながら、運動やストレッチを行っていきます。

また、電気治療や鍼治療を合わせて早期回復に向けて行っていきます。

電気治療

鍼灸治療

本来の柔軟性や筋力に戻る前にスポーツ復帰をしてしまうと同じ部分の肉離れを起こします。

そうならないためにもケガをした後のリハビリは重要になってきます。

今回は簡単に運動を紹介します。

ヒップリフトです。

仰向けに寝て、お尻を上げます。

まずは20秒キープしましょう!

※足を着く位置を遠くにすることで、負荷が大きくなります。

初めの目安は膝の確度は90°くらいです。

簡単な運動になります。少しずつ負荷を上げていきスポーツ復帰を目指していきましょう!!

ヒップリフト

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鍼灸整骨A.T.NAGASHIMA

監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰

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