肘内障を放っておくとどうなるか?
肘を曲げたり、動かしたりする事で自然にハマってしまうケースもありますが、放置しているとハマりにくくなる可能性が高くなります。
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当院に来られる患者様からこのようなお話をよく聞きます。
早期に肘内障を治すためにはどのようなメカニズムで起こる疾患なのかを理解し、正しい治療が大きな鍵となります。
我々は「プロアスリートに提供するクォリティーを一般の方に」というコンセプトを胸に、〝プロの選手が受ける技術〟をスポーツ愛好家から地域スポーツをされているお子様、運動不足のサラリーマンの方から健康あり続けたい年配の方まで、幅広い層の方々に提供することにこだわります。
肘関節の構成は、上腕骨、橈骨、尺骨の3つの骨で構成されています。橈骨が関節から外れないように橈骨輪状靭帯という靭帯があります。その橈骨が輪状靭帯から亜脱臼してしまったものを、肘内障と言います。
症状としては触られることを嫌がり、手を内側にひねって肘を少し曲げた状態にします。
ある程度の曲げ伸ばしは可能ですが、最大限に伸ばしたり曲げたりすると痛みが増強し、腕全体を動かすことを嫌がります。
洋服の着脱時なども嫌がります。
肘が腫れたり、熱感がないことも特徴です。
もし、腫れたていたり、熱感がある場合は骨折なども疑う必要があります。
肘を曲げたり、動かしたりする事で自然にハマってしまうケースもありますが、放置しているとハマりにくくなる可能性が高くなります。
病院などでの一般的な治療は以下の通りです。
・整復
・固定
・安静指導 など
肘内障の治療は医師や柔道整復師による徒手整復術で行われます。
整復術では麻酔などは不要で、数秒の短時間で終了することが多いです。
肘内障が完治した後は再発しやすい為1日、2日様子をみて子供が元気に遊んでいれば完治といっても良いと言えます。
子どもですので聞いても原因がはっきりしないことが多いです。
なぜ痛がるのか、肩が痛いのか、肘が痛いのかわからないことが多いです。
もし、手を引っ張って泣き出し、腕が痛くなったりした場合には肘内障を疑ってください。
肘内障の防止、再発防止の為に手を強く引っ張ぱりすぎないようにしてください
肘内障自体は、肘が入るとただちに腕を自由に動かせるようになります。