ほうれい線の対処法
●スキンケア商品の選び方
2001年の薬事法改正によって、医薬部外品を除くすべての化粧品に全成分表示が義務付けられました。
つまり、化粧品のプロフィールは全てパッケージに記載されています!
見方としては
①配合量多い順番に記載されている
②配合量が1%以下の物は順不同で記載
③着色剤は配合量に関わらず末尾にまとめて記載
と、されています。
その記載にて、ほうれい線に効果があるであろうと言われている成分をご紹介します。
まず、保湿御三家ともいわれている、グリセリン・BG・DPG。
保湿作用と、とろみがつく増粘作用があり、ハリ感をもたらしてくれるPEG類。
これはほとんどの化粧品に入っています。
皆さんお使いの化粧水などチェックしてみてください!
そして、水分保持機能、強いお肌に導いてくれるのが、セラミド(セレブロシド、コメヌカスフィンゴ糖脂質などの表記もあります)。
その他、アミノ酸類やビタミンA誘導体、フラーレン、ユビキノン、白金などもその効果があると言われています。
そして肌の酸化(老化の原因)を防ぐのに必要なのがビタミンC誘導体。
ビタミンCの正式名称はL-アスコルビン酸。
抗酸化作用(還元作用)があるため、老化を促す活性酸素を消去してくれる上、酸化したビタミンEを再生する能力まで持っています。
●ボトックス・ヒアルロン酸注射
手っ取り早いのが、注射ですね。
ボトックスは、筋肉を弛緩させてしわを伸ばす方法。
ヒアルロン酸は、気になる部分に注入して内側からしわを押し出す方法です。
どちらとも身体の代謝で数か月しか持続しなかったり、自然な老化に逆らうことになるので、入れ続けると不自然な表情になってしまう可能性もありますが、即効性としてはGOODな対処法となります!
●冷え性・むくみの改善
血行不良からくる冷えや、それに由来するむくみが顔に起これば、頬がたるんでほうれい線の原因になってしまいます。
身体の末端を始めとする各部位を冷やさない工夫を心がけたり、顔から首にかけてのリンパマッサージを行ったりするなどして血行を促し、冷えやむくみの改善につとめましょう!
●頬引き上げマッサージ
まず、初めに笑ってみてください。
笑った頬の感覚、口角の上がった感覚を良く覚えておいてください。
ほぐす場所は側頭部です。
こめかみから耳の上あたりまである筋肉で、奥歯を噛みしめると動く場所です。
こぶしを作って、手の甲側の第一関節と第二関節の間の平らな部分を側頭部に当てて、皮膚をこすらず、筋肉をしっかりほぐす感じで優しく後ろ向きにグルグル回してみてください。
フェイスラインが引きあがるのが確認できますか?
もし、フェイスラインの動きが鈍いのならば、たるみが出ている証拠。