その肩の痛みもしかして、、腱板損傷かも!?
2018/07/28カテゴリー:ブログ,スタッフブログ,記事,肩のスポーツ障害,肩痛
こんにちは!鍼灸整骨A.T.NAGASHIMAです。
7月も終わりに近づいて暑い日が続いていますね。
熱中症には皆さんくれぐれも気を付けてくださいね。
やっぱりこの季節盛り上がるのは、夏の甲子園!!高校野球児なら誰でもあこがれの場所。甲子園では毎年熱い試合で感動させられるものですね。。
野球選手でも起こることが多い肩の痛み、その中でも【腱板損傷】についてご紹介します。
腱板損傷は、野球選手以外にバレーボールやバトミントンなど肩よりも上で腕を動かすスポーツや40歳以上の男性に起こりやすいといわれています。
腱板とは?
肩の中のインナーマッスルで4つの筋肉の腱の総称です。肩甲骨と上腕骨をつなぐようについています。
4つの筋肉は棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)、小円筋(しょうえんきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)です。
インナーマッスルとして肩の関節を安定させるのに重要な働きがあります。この4つの筋肉の総称を【回旋筋腱板】、【ローテーターカフ】ともいわれます。
症状
動かしたときの痛み、(高いところの物を取る動作や服を着替えるとき)眠れないほどの夜間に痛み。
動かしたときの痛みはあるが肩は上げることが可能な人が多いです。
肩を上げるときに音がすることもあります。
肩の構造はどうなっているのか?
肩の関節は肩甲骨、上腕骨、鎖骨からできています。
肩の関節は動かせる方向が多い自由度の高い関節になっています。
自由度が高いと怪我のリスクも高くなってきます。
腕を上げる動きをするときには上腕骨の部分だけが動いているのではなく肩甲骨も一緒に動いています。
なので肩甲骨の動きは大切になってくるので、ストレッチや肩甲骨を動かす体操はすすめられています。
4つの筋肉からなる腱板は肩甲骨から上腕骨についています。
この腱板は鎖骨の外側の肩峰という部分と上腕骨の間にあります。
原因
腱板が骨と骨(上腕骨骨頭と肩峰)に挟まれているという構造と老化によっても切れることがあります。
断裂の原因は、
・スポーツ中の怪我
・肩を強く打った場合、
・手をついて肩に強い衝撃が加わったなどの明らかな外傷によるものが半数です。
残りの半数は、はっきりした原因がなく、日常生活の動作の中で起こります。
・肩を酷使する仕事・生活習慣
・肩をよく使うスポーツや重いものを持ち上げるスポーツ。
・インピンジメント症候群:肩を上げるときに腱板が肩峰という骨などに挟まれることによっても断裂することがあります。
当院で行う治療
マッサージだけでなくストレッチや痛みの出る原因となる動作の改善や運動療法の指導も行っています。
当院では筋肉の深部にまで効果のある電気療法(ハイボルト)で痛みを取りのぞいたり、筋肉を動かしたり深部の筋肉に刺激を与える電気治療を行っています。
プロアスリートも利用されている怪我の早期回復に効果のある酸素カプセルもあります。
リハビリ方法
@四つん這いで肩甲骨の体操
四つん這い姿勢になります。
そこから床を押すイメージで体を丸めていくときに肩甲骨を外側に遠ざけていきます。
四つん這い姿勢に戻ります。
そこから身体を沈めていくと同時に肩甲骨を内に寄せていきます。
この時肩の高さは変えないで体だけを沈めましょう。
B腱板(インナーマッスル)を鍛えるチューブトレーニング
棘上筋トレーニング
真横に30度前に30度程度に手を開きます。
そこからこぶし一つ分ほどの幅を動かしましょう。
親指を上に向けた方法と小指を上に向けた方法のトレーニングのどちらも行いましょう。
手の向きを変えるだけで効果のでる筋肉の場所が変わります。
大きく動かしすぎるとインナーマッスルでなく大きな筋肉が働くので気を付けて行いましょう。
15回から20回を3セット行いましょう。
このように腱板損傷には肩回りの筋肉をすることがトレーニングが重要です。
間違った方法は肩に負担がかかったり、効かせたい筋肉ではないところが使われることもあります。
当院では痛みのある部位だけでなく、原因となる所からの根本治療を行っております。
正しいリハビリ方法などの指導も行っておりますので、お困りの方はご相談下さいね。
当院公式LINEもありますのではなくお悩みやご相談、LINEからのお問合せも受け付けております。
〒573−0027
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鍼灸整骨A.T.NAGASHIMA
監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰
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