最近、眠れない方へ…
2018/07/27カテゴリー:ブログ,スタッフブログ,記事,その他,鍼灸治療
こんにちは。
鍼灸整骨A.T.NAGASHIMAです。
今年は6月に大阪府北部を震源地とした大きな地震が発生しました。
それ以降も余震が続いています。
また西日本豪雨などもあり、
自分も含め、周りの方々は毎日が心配で眠れない日が続いているそうです。
原因はさまざまですが、今でも睡眠に支障が出ている人は自律神経の乱れがあるかもしれません。
原因
基本的に仕事でのストレスや生活習慣の乱れ、
一過性の精神的な緊張などにより睡眠ができなくなる場合があります。
多くは、ストレス・生活習慣の乱れが改善される症状は改善しますが、
自律神経の乱れによる睡眠障害の場合は悪循環に陥りやすく、睡眠障害を持続的に引き起こすこともあります。
今でも、睡眠障害がある人は要注意です。
自律神経の乱れが原因の場合には
交感神経・副交感神経というものがうまく切り替わっていないのかもしれません。
交感神経は心臓の機能を補助するような働きをします。
例えば、歩いたり、走ったりしたときに普段より血液を多く流すなどです。
次に副交感神経です。
副交感神経はリラックスした時に働きます。
例えば、ご飯を食べている時や睡眠に入る時などです。
ここで、交感神経・副交感神経の関係性が逆になってしまった場合、どうなるでしょう…
睡眠時に交感神経が働いてしまうと心臓機能が行進され、身体は活動状態になります。
身体が活動状態ということは当然眠れなくなります。
不眠の種類
不眠にもいろんな種類があります。
私は寝れていると思う方でも念のために確認しておきましょう。
1.入眠障害
寝れるが眠るまでに時間がかかり、その結果、睡眠時間が減る
2.早期覚醒
睡眠時に2度・3度と朝までに起きてしまう。
3.熟睡障害
寝ても寝たりない・起きた時に少し眠気を感じる。
4.全く眠れない
完全に眠れない
当院で行うこと
自律神経を調整する方法としては鍼灸治療がおすすめです。
鍼灸治療には交感神経の活動を抑えて、副交感神経を優先的に働かせる効果があります。
また、日中にトレーニングを行い、交感神経を働かせることも有効です。
自宅でも行えること
1,お風呂の温度や時間帯を少し変更する
お風呂の温度が高すぎると、心臓に負荷がかかり心臓の機能を高めてしまうことに繋がります。
そうすると交感神経の活動が高まり、睡眠を妨げることになります。
また、風呂上りは交感神経の活動が高まっています。
2,昼間に日光をあびる
ヒトは日光を浴びることで、体内のホルモンが活動を起こし、体内リズムが良くなります。
体内リズムが良くなると、自律神経の調整がしやすくなります。
3,夜寝る前にストレッチを行う
ストレッチを行うと副交感神経の活動が行進されます。
※注意
ストレッチは反動を付けずに無理のない範囲で行いましょう。
反動をつけると逆効果になるので、ゆっくりと10~20秒を目安に行います。
睡眠障害の症状はそれぞれです。
あまり我慢しないようにしましょう。
何かお困りの症状がありましたら、一度ご相談下さい(*^^)v
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