野球少年の肘痛は痛は骨折が8割ある



こんにちは。

鍼灸整骨A.T.NAGASHIMAです。


「病院で野球肘と言われて、1ヶ月投げなかったのに投げ出すとまた痛い」

2週間ほど安静にしたのに、投げたら痛い」

など、どうすればいいのか分からない少年野球の子供が鍼灸整骨A.T.NAGASHIMAがきています。


野球をしている子供がいる、お父さん・お母さんは必見!

今回の記事は、野球肘と言われてもまた痛くなる理由を3つにまとめました。



野球肘の3つのポイント



1.野球肘には2つのパターンがある


肘の内側と外側が痛くなるパターンに分かれます。

圧倒的に多いのは、肘の内側が痛くなるパターンです。

「肘の内側の痛みなら大丈夫」

と思っている方が多いですが

痛みが出ている時点で大丈夫ではありません。


比較的少ないのは、外側の痛みです。

外側の痛みが出ると本当に大変!

痛みが出てからの検査ではもう手遅れ!


外側には、離断性骨軟骨炎という肘のがんがあります。

厄介なことに、初期段階では痛みは出ません。

痛みがなくて病院へ行く方は少ないので

鍼灸整骨A.T.NAGASHIMAでも行っている

野球肘検診に参加をして痛みが出ていない時に肘のがんを早期発見するしかありません。


野球肘検診はチームの練習中に検査することも可能。

また、大会にブースを出して検診を行なったこともあります。

「少年野球チームで野球肘検診やってほしい」

「大会に来てほしい」

などあれば、LINEかお電話でご相談ください。




2.骨折が隠れていることもある


骨折があることを知らない方が多い。

野球肘は少し休めば投げれると解釈しているお父さん・お母さん・野球指導者さんが多いです。


経験上ですが、肘が痛くて当院に来ている少年野球の子供は8割骨折が発見されていると言っても過言ではありません。


内側上顆剥離骨折と呼ばれる肘の内側の骨折があります。

肘が痛くて鍼灸整骨A.T.NAGASHIMAに来ると、肘の検査を行い骨折を疑う場合は必ず整形外科をご紹介します。

そこで、病院の先生に骨折があるのか詳しく検査していただきます。




投げ方がおかしい


肘に負担のかかる投げ方をしている。

肘の状態が良くなっても、痛めた時と同じ投げ方をしていたら痛くなってきます。

だから、投球フォームの改善を行なっていくことが必ず必要です。

しかし、体が硬い、筋肉量が少ないとなると投球フォームの改善が難しいこともあります。

その場合は、体を変えていくことから行なう必要があります。

また、最近ではYouTubeやインスタで野球系動画がたくさん配信されていますが、動画内容が選手皆が合うものではありません。

鍼灸整骨A.T.NAGASHIMAスタッフは、選手の体を確認して何が必要なのかを見極めて指導していきます。

だから、リハビリを行う事で再発予防とパフォーマンスアップができるのでたくさんの少年野球の子供がきています。





当院での治療方法

・痛みが出ている部分の特定

骨の異常を疑う場合は整形外科へご紹介します。


・肘に負担のかかる原因のチェック

体の硬さ・投球フォーム・筋力などのチェックを行います


硬さがある場合にはマッサージ・ストレッチ

投球ホームが悪い場合は投球指導

筋力が弱っている場合はトレーニング

など、改善するために必要な内容を選択しリハビリを進めていきます。


痛いからマッサージだけでは、症状は改善していきません。

当院では、積極的に運動療法(トレーニング)を行い改善を目指していきます。


まとめ

野球肘には、内側と外側の症状があり、外側の痛みが出ると大変で1年間は投球禁止になる症状もあります。

外側の痛みは、進行していても痛みが出ないことが多く、痛みが出てしまった場合にはもう手遅れで、痛くなる前にエコーを使った野球肘検診に参加する事が重要です。

野球肘検診は当院でも可能ですので、少年野球チームで検診を行いたいなどあれば、気軽にお問い合わせください。


また、野球肘は骨折が隠れている場合が多々あるので肘を痛がっている場合は自己判断ではなくてプロに肘のチェックを行なってもらうことが大事です。


最後に、肘にかかる負担を取り除かないと痛みは改善しない。

当院では痛みの原因を探して、原因改善の為にトレーニングや、ストレッチなどを行い原因改善に力を入れているため、野球少年たちが多く来て症状の改善から再発予防まで取り組んでいます。

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